契約書の内容をしっかりと確認して不動産業者に買い手との交渉を依頼するようにしてください

マンション売却後に不具合が発生したら?

マンションの売却後に不具合が発生した場合には、どのように対応をすればよいのでしょうか?住み替えのために半年ほど前に住んでいたマンションを売却しました。新しく購入する物件のローンに申し込むための関係でできるだけ早くマンションを売却したかったので、相場よりも若干割安な売却希望価格を提示したところ、買い手が見つかって売買契約を結ぶことができました。

 

ところが取引後半年以上がたってから、その買い手から不具合が発生したと連絡があったのです。買い手は「マンションの給湯器が壊れたので、売り手に修理をしてほしい。修理ができないのであれば自分で業者に依頼をするので、売り手が修理代を支払ってほしい。」と請求しています。

 

売買交渉中に打ち合わせの都合でこちらの電話番号を教えたため直接買い手から電話がかかってきたのですが、マンションを引き渡してから半年が経過してから発生した不具合についても、売り手である私が対応しなければならないのでしょうか?仲介を依頼した不動産業者にも何度か連絡をしてみたのですが、いつ電話しても担当者が不在で連絡がとれないためこちらに相談してみました。ご回答よろしくお願いいたします。

 

まずは不動産業者の担当者と連絡を取るようにしましょう

買い手との交渉は不動産業者に依頼しましょう

買い手に直接連絡先を教えてしまったということなのですが、後々のトラブルなどを避けるために買い手との話は必ず不動産業者を通すことを心がけてください。今回の場合にはすでに仕方がありませんので、現在の状況でできることを考えてみたいと思います。

 

まずは仲介を依頼した不動産業者の担当者に、何とかして連絡をとるようにしましょう。またどうしても担当者と連絡が取れないという場合には、その不動産業者に事情を説明して責任者に対応を依頼してください。今後の買い手との交渉についてはあなたが直接ではなく、必ず不動産業者に交渉をしてもらうようにしましょう。

 

契約書の内容をしっかりと確認しましょう

取引に関するトラブルが発生した場合には、まずは契約書に記載された内容をしっかりと確認してください。具体的には「瑕疵担保責任」「現状有姿」などの記載について、確認が必要になります。

 

契約書に「現状有姿」で引き渡しを行うと記載されているのであれば、売り手はマンションを契約時のそのままで引き渡すことになりますので、その後不具合などが発生しても売り手が責任を負う必要はありません。一方で「瑕疵担保責任」に関する記載がある場合には、その契約内容に応じて売り手が一定の責任を負うことになります。

 

給湯器はマンション本体ではなく付帯設備になります

今回の質問の事例ではマンションを引き渡してから半年以上が経過しているということですから、仮に瑕疵担保責任に関する契約があったとしても、おそらくその責任期間が過ぎていることが予想されます。また給湯器については付帯設備の扱いになりますので、故障が発生しても物件本体の不具合には該当しないはずです。

 

契約書をもう一度しっかりと確認して、付帯設備についての取り決めがあるかどうかをチェックしてみてください。いずれにしても面倒なトラブルなどを避けるために、売り手が直接ではなく必ず不動産業者に対応をしてもらうことが必要になります。なかなか担当者と連絡が取れないのであれば、不動産業者の責任者に相談をして今後の対応を依頼するようにしてください。

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