マンションの早期売却を実現するために気をつけたいポイントについて

不動産の格言に「マンションは管理を買え」というものがあります。誰が言った格言なのかはわかりませんが、『管理』という要素がマンションの価値を探る上でそれだけ重要ということなのです。

 

マンションを売却するうえでは管理会社についてや修繕の履歴などについてを把握しておく必要があります。これらの意外と見落としがちな情報をしっかりと把握できれば高値で売却することも可能ですし、また同じマンションの棟の中に複数の売り物件がある場合などにも他に先駆けて早期に売却に成功することができるでしょう。

 

まずは管理会社の把握をしましょう

 

前述したとおりマンションに関しては管理が重要でありこれは周知の事実です。実際にマンションを購入しようと考えている人はどこの管理会社でどのような管理体制になっているのかを知りたがっているのです。

 

管理会社の情報についてはマンションの売却を検討する際には細かく把握するようにしてください。わかる範囲でかまわないので「平日の9時から7時まで管理人が常駐しています」「マンションを販売した不動産会社のグループ企業が管理会社です」「このようなスケジュールで清掃が行われていて実際に清掃してくれる範囲はここからここまでです」などの情報を把握しておけば有利となります。

 

例えば買主が物件を見に来た際にたまたま通路などが汚れていたりする場合もあるかもしれません。上記のような情報を把握していれば「いつもはこの部分は管理会社がしっかりと清掃をしているのですが今日はたまたま汚れていますね」などと正しい情報を提供することができて買主の方に安心していただけます。さらに管理会社についての情報も重要です。

 

倒産のリスクなども考えなければなりません。「販売会社の関連会社なのか」や「大手の管理会社なのか」などはネットでも簡単に知ることができますから事前に調べておくとよいでしょう。

 

修繕の履歴についても把握しましょう

 

専有部分である自宅のリフォームを行った場合には工事の詳しい内容について把握していると思います。

 

リフォームの日付や工務店など以外に、例えば緩衝材の入った床板を貼ったので階下に音が伝わりにくいとか、浴室にこのような機能のついたものを採用しているなどの情報についても確認しておくと有利かもしれません。

 

また大規模修繕を棟全体に行った場合にはそれについても把握しておく必要があります。例えば「水道管の配管の交換工事を去年しました」よりも「水漏れが少ないとされる○○素材のものに水道の配管を取り替える工事を管理会社の関連の××工務店により昨年△月に行いました」などという情報を提供できれば買主へのアピールとしても大いに役立ちます。

 

「このマンションを探している人がいます」というチラシについて

 

マンションに住んでいる方は「このマンションを探している人がいます。当社までご連絡ください。」などというチラシを目にしたことがあるかもしれません。

 

実際にチラシの不動産業者に連絡してみると「別の方が売りたいという物件で先日たまたま決まってしまったのですが、よろしければお宅の物件もお売りしますよ。」などと言われるのがほとんどです。実際この「たまたま別の物件で決まってしまった」というのが非常に多くまた大手の仲介会社などでもこのようなやり方をしているようです。

 

このような業者に「なんとなく」販売を任せても満足のできる売却ができる可能性は低いでしょう。マンションを売却する際にはこのような宣伝文句に騙されずに、実績や販売計画を仔細に検討して販売を依頼するようにしましょう。

 

近隣の方の情報は重要です

 

マンションは集合住宅ですから近隣の方とは壁を挟んで隣り合わせです。この近隣の方については市役所や法務局などで調べようとしても不動産会社には調べようがないのです。

 

ですからマンション売却の際には近隣の方の情報について不動産会社に知らせておくと有利になります。(個人情報保護法に抵触しないように気をつけてください。)

 

隣の部屋や上の階や下の階の人の情報などについて「お隣には小学生のお子さんが2人いるようです」「上の階の方は年配の夫婦の2人暮らしのようです」などとわかれば買主の方も安心して購入の検討ができます。

 

このように管理・修繕履歴・近隣などに関する情報を不動産会社にしっかりと伝えることができればより早期の売却を実現できるでしょう。

 

他の物件の情報も知っておきましょう

 

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」といったのは孫子ですが、これはマンションの売却にも当てはまるのです。

 

同じマンションには自分の物件以外にも売却中であったり売却が成立した物件があるのではないでしょうか。これらについて知っておくことは大切なことなのです。

 

物件の程度やリフォーム状況や間取りや広さなどを把握して、その条件でいくらで売りに出しているのかまたいくらで売買が成立したのかなどを確認すれば、自分の物件の売却にも大きく役立つことになります。

 

内見の際に事前に綺麗に掃除をしたり照明を工夫したりなどはほとんどの売主がやっていることですから、他の物件に先駆けて売買を成立させるためにはさらにプラスアルファが必要となります。

 

そのためには情報を収集して買主が買いたくなるような値段を設定したり付加価値となる情報を提供したりすることが早期売却を成功させるためのポイントとなります。

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