資金計画に余裕を持って住宅ローンを利用することを心がけてください

自分の所有物であるマンションは、基本的にはいつでも自由に売却することができます。しかし実際には様々な事情により、マンションを売却したくてもできないという場合などもあるようです。

 

特に「安売りをすればすぐに売れるだろう」「自分のマンションなのだからいつでも売れるはずだ」などと考えている人の場合には、くれぐれも注意が必要になります。今回はマンションを売りたくても売れない理由とその対策について、さらに具体的に確認をしてみたいと思います。

 

なぜマンションを売却することができないのでしょうか?

住宅ローンが理由で売却できない場合があるようです

マンションを現金一括で購入したのであれば、購入したマンションはいつでも自由に売却することができます。なかなか買い手が見つからずマンションを安売りして損をしてしまうことなどはあるかもしれませんが、売却そのものを制限されてしまうことはありません。しかし一方で住宅ローンを利用してマンションを購入したのであれば、マンションを売りたくても売れないという場合などがあるのです。

 

なぜ売りたくても売れないのでしょうか?

住宅ローンを利用してマンションを購入した場合には、売却の際には住宅ローンの残額を返済することが必要になります。マンションを売却した代金で住宅ローンの残額をすべて返済することができれば良いのですが、マンションを売却した代金だけでは住宅ローンの残額を返済することができないという場合には、不足分を調達しなければマンションを売却することはできないのです。

 

各種の手数料の支払いが必要であることも忘れないようにしましょう

マンションを売却する場合には、不動産業者に支払う仲介手数料や司法書士に支払う登記代行報酬などの、各種手数料の支払いが必要になります。さらに住宅ローンの残額の精算が必要な場合などには、金融機関に支払う事務手数料などが必要になるかもしれません。マンションを売却する際には各種の手数料の支払いが必要であることを確認して、資金計画にはくれぐれも余裕を持つことを心がけてください。

 

現在はマンションが売れにくい状況になっているようです

住宅の数が余剰となっています

住宅状況そのものの変化により、現在の日本ではマンションが売れにくい状況になっているようです。平成25年に総務省が発表した「住宅・土地統計調査報告」では、日本の総世帯数が5245万世帯であることに対して、総住宅数は6063万戸という結果になっています。

 

つまり世帯数よりも住宅数が多いということであり、単純に計算しておよそ800万戸の住宅が余剰となっているのです。さらに平成20年から25年にかけて世帯数の増加は5.0%であるのに対して、住宅数の増加は5.3%となっています。今後はさらに住宅が余剰となることが予想されているのです。

 

単身者世帯が増加してします

以前は「両親+子供」という構成の世帯の割合が最も多かったのですが、現在は単身者世帯の割合が最も多く、総世帯数の3分の1が一人暮らしとなっています。単身者の場合には賃貸住宅を希望する人が多く、単身者世帯が増加したこともマンションが売れにくい状況の一つの原因となっているようです。

 

売りたくても売れない状況に陥らないためにはどうすればよいのでしょうか?

将来の売却を前提として物件を選ぶようにしましょう

売りたくても売れない状況を避けるためには、マンションの購入時には将来の売却を前提として物件を選ぶことが必要になります。買い手としての立場だけでなく将来の売り手としての立場からも、物件をじっくりと見極めて慎重に選択するようにしてください。

 

資金計画に余裕を持つようにしましょう

限度額いっぱいの住宅ローンを利用してマンションを購入すると、その後の返済で苦労することになります。さらに生活がギリギリとなり貯金なども難しくなりますので、マンションを売りたくても売れないという状況に陥りやすくなってしまうのです。マンションを購入する際には、資金計画に余裕を持つことが必要になります。特に住宅ローンを利用する場合には無理のない返済額を設定して、少しずつ貯金をすることを心がけるようにしてください。

 

マンション選びで迷った場合には不動産業者に相談をしてみましょう

今回はマンションを売りたくても売れない理由とその対策について確認してみましたが、いかがでしたでしょうか。主な内容をまとめてみると以下のとおりとなります。

 

  • 住宅ローンを利用して購入したマンションを売却する場合には住宅ローンの残額の精算が必要になります
  • 住宅の余剰単身者世帯の増加などによりマンションが売れにくい状況になっています
  • マンションは将来の売却を前提として資金計画に余裕を持って購入するようにしましょう

 

実際のマンション選びで迷った場合には、不動産業者に相談をしてみることをおすすめしたいと思います。マンションの販売実績が豊富な不動産業者に相談をすれば、将来高値で売却することができるマンションを選ぶための的確なアドバイスを受けることができるはずです。

 

信頼できる不動産業者を探すためには、インターネットの不動産一括査定サイトの活用が役立ちます。一度にまとめて複数の不動産業者に見積もりを依頼することができますので、担当者の対応や提示された査定額などを参考にしながら最適な不動産業者を選ぶことができるのです。

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