売り手は買い手がお客様であることを認識して感謝の気持ちや気配りを忘れないようにしましょう

マンションの売買契約が成立すればその後引渡しなどを行うことになるのですが、売り手は契約から引渡しまでの間に様々な手続きを行うことが必要になります。

 

今回はマンションの売却契約成立後の手続きなどのスケジュールについて、さらに詳しく確認してみたいと思います。各種の手続きを確実に行うための参考にしてみてください。

 

売買契約の成立直後に必要な手続きについて

売買契約が成立した直後には、売り手は買い手に対して住宅ローンに関する確認を行うようにしましょう。不動産の取引では住宅ローンを利用することが一般的なのですが、買い手が住宅ローンの審査に落ちてしまうと売買契約そのものが白紙になってしまう可能性があるのです。

 

住宅ローンを提供している金融機関では審査落ちによるトラブルを防ぐために、本申し込みの前に事前審査を行っています。事前審査に通過している買い手であれば、本申し込み後の審査にも問題なく通過することができるはずです。

 

決済日が決まった後に必要な手続きについて

正式な決済日が決まったら、売り手は各種の手続きを行うことが必要になります。住宅ローンの残額がある場合には、金融機関に連絡をして清算手続きを行ってください。マンションの管理組合引越し業者などにも忘れずに連絡をしましょう。

 

住宅ローンを清算する際には利息の計算などが必要になりますので、事前に決済日を金融機関に伝えることが必要になります。またマンションの所有者は原則として管理組合に加入することになるのですが、マンションの売却した場合には管理組合からは脱退することになりますので、決済日が決まったら管理組合に脱退の日を伝えてください。

 

その他には引越し業者に依頼をすることが必要になります。売買契約から決済日までには1ヶ月程度の期間があることがほとんどですから、売買契約が成立してから依頼をしても時間的には十分な余裕があるはずです。ただし引越しが集中するシーズンなどの場合には、直前に依頼をしても断られてしまうことなどがあるかもしれません。余裕をもって早めに引越し業者に依頼をすることを心がけてください。

 

決済日当日までに準備が必要な手続きについて

決済日の直前には、不動産の権利証が手元にあるかどうか、また各種精算金の支払いが必要かどうかなどを確認してください。不動産の権利証はマンションを購入した際に発行されているはずなのですが、紛失してしまった場合などには再発行を受けることができますので、不動産業者や司法書士などに相談してみましょう。

 

また決済日には各種精算金の支払いが必要になることが多いようです。マンションを所有していると固定資産税や管理費や修繕積立金などの支払いが必要になります。これらは通常1年単位または1ヶ月単位で支払うことになりますので、年度の途中や月の途中などに決済を行う場合には売り手が支払った未経過期間の分を買い手に負担してもらうことになるのです。決済日当日に買い手に請求できるように日割り計算をして準備をしておいてください。

 

決済日当日に持参することが必要なものについて

決済日当日には実印と印鑑証明書マンションの権利書マンションの鍵本人確認ができる書類(免許証など)・その他の書類などを持参するようにしてください。その他の書類としては管理組合が発行する証明書や固定資産税の徴収票などを持参することになりますが、詳しくは不動産業者や司法書士などから説明があるはずです。

 

また決済日当日には仲介手数料や司法書士への報酬などの支払いを行うことになるのですが、売り手の場合には買い手からマンションの売却代金を受け取ることになりますので、そこから支払うようにすれば問題ないでしょう。全ての費用の清算が完了すれば売り手は買い手にマンションの鍵を引き渡して、これで売買に関する手続きは完了することになります。

 

売り手は買い手がお客様であることを認識して感謝の気持ちや気配りを忘れないようにしましょう

今回はマンションの売却契約成立後の手続きなどのスケジュールについて確認してみましたが、いかがでしたでしょうか。主な内容についてまとめてみると以下のとおりとなります。

 

  • 売買契約が成立したら買い手の住宅ローンに関する状況をしっかりと確認するようにしましょう
  • 決済日が決まったら金融機関マンションの管理組合引越し業者などに連絡をしましょう
  • 固定資産税や管理費や修繕積立金などについては日割り計算による精算が必要になります

 

これまでにご紹介した手続きを行うことでマンションの売却は完了することになるのですが、最後まで買い手に対する配慮を忘れないようにしてください。あなたのマンションを買ってくれる買い手は「お客様」ですから、感謝の気持ち気配りなどを忘れてはいけないのです。

 

たとえばマンションを実際に引き渡す際に、感謝の気持ちを手紙にして室内においておくのはいかがでしょうか。買い手は新しいマンションを購入して幸せな気持ちで新居にやって来るでしょう。そんな時に売り手からの感謝の手紙を読めば、気持ち良く新生活を始めることができるのではないでしょか。

 

またマンションの売却では引渡し後にトラブルが発生する場合があります。腐食や雨漏りなどの欠陥が引渡し後に見つかることがあるのです。この時に買い手が売り手に良い印象を持っていれば、トラブルが発生した場合にも話し合いで穏やかに解決することができるはずです。

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