離婚で住宅ローンの返済が苦しい場合には家の売却も検討しましょう

 

離婚をした場合には、財産分与慰謝料などの問題が発生することになります。実際に離婚をして、その後これらの支払いに追われているという人などもいるでしょう。しかしさらに住宅ローンの返済などが重なってしまうと、すべてを支払うことが困難になってしまうかもしれません。そのような場合にはまずは住宅を売却して住宅ローンの残額を返済し、その後残りの慰謝料などを支払っていくという方法を検討してみてください。

 

せっかく購入した住宅を売却することは残念なのですが、生活が住宅ローンの支払いで圧迫されてしまうことを考えれば賢明な選択だといえるはずです。今回は住宅の売却とローンの残高の関係について、さらに詳しく確認してみたいと思います。

 

住宅ローンもカードローンやキャッシングなどと同じように借金の一種となります

住宅ローンは利用する金額が大きくなりますので、特別なものだと考えている人などが多いようです。ただし実際には住宅ローンも借金の一種であり、カードローンやキャッシングなどと同じようなものだと考えることができるのです。住宅ローンの利用者はお金を借りている債務者ということになります。お金を貸してくれた債権者に対して借金を返済することが必要になりますし、また延滞をしてしまうと保証人などに迷惑をかけてしまうかもしれません。

 

カードローンやキャッシングで住宅ローンの返済資金を調達することはおすすめできません

どうしても住宅ローンの返済が苦しいという場合には、返済のための資金をカードローンやキャッシングなどで調達することもできるのですが、これについては正直あまりおすすめはできません。現在の消費者金融には貸金業法に基づく総量規制が適用されますので、借り入れができる限度額は最大でも年収の3分の1までに限定されています。

 

さらに申込者の属性(年収など)によっては限度額がそれ以下に設定される場合などもありますので、特に初めてカードローンに申し込む人の場合には数万円〜数十万円程度の借り入れしか認められないことが多いのです。住宅ローンの借入金額は数百万円〜数千万円になりますので、カードローンやキャッシングを利用しても一時しのぎにしかなりません。

 

住宅ローンを返済することが厳しい場合には任意売却の手続きを検討しましょう

またカードローンやキャッシングには高額な金利が適用されることになります。消費者金融に初めて借り入れを申し込む人の場合には、ほとんどの場合には金利の上限である18%が適用されることになります。返済が長期化してしまうと利息の負担が過大となりますので、これが原因で多重債務や返済不能などに陥ってしまう人が多いのです。

 

また返済をしてもそのほとんどが利息の支払いに充当されることになりますので、なかなか借り入れの元本を減らすことができず、返済だけが延々と続くことになってしまいます。住宅ローンの返済がどうしても苦しいという場合には、任意売却の手段を検討してみてください。任意売却は住宅ローンの残額が残っている物件を任意で売却するための手続きです。具体的な手続きなどについては、不動産業者に相談をしてみてください。

 

任意売却を利用すれば住宅ローンの残額がある物件を売却することができます

今回は住宅の売却とローンの残高の関係について確認してみました。主な内容を簡単にまとめると、以下のとおりです。

 

  • 住宅ローンも借金の一種になりますので確実な返済が必要になります
  • 住宅ローンの返済のための資金をカードローンやキャッシングで調達することはおすすめできません
  • 住宅ローンの返済が厳しい場合には任意売却の活用を検討しましょう

 

住宅ローンの支払いが残っている住宅を売却したいのであれば、任意売却を検討してみてください。住宅ローンの返済について延滞などをしてしまうと、その後延滞損害金の支払いなどが必要になりますし、場合によっては住宅を強制的に競売にかけられてしまう場合などもあるのです。どうしても住宅ローンの支払いが厳しいという場合には、できるだけ早めに任意売却の手続きを行うようにしましょう。

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