団体信用生命保険(団信)の加入の有無がポイントに

亡くなった配偶者名義の住宅ローンがある場合、相続にあたってはその返済についても考えなければなりません。そして、亡くなった配偶者名義の住宅ローンは、団体信用生命保険(団信)に加入しているか否かで、対応が変わります。その違いについて、説明しておきましょう。

 

団体信用生命保険(団信)って何?加入しているとどうなるの?

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの債務者が死亡したり、高度障害に陥ったときに金融機関に生命保険が支払われることで、住宅ローンの残債の返済が免責になる、住宅ローン専用の保険商品のことをいいます。現在は、金融機関で住宅ローンを借りるときには、団体信用生命保険(団信)に加入することが条件になっていることが多いです。

 

民間の金融機関の場合、死亡保障だけの団体信用生命保険(団信)に加入する場合は、保険料が住宅ローンに含まれているので、別に支払いをする必要はありません。

 

最近は、「三大疾病保障付団体信用生命保険(団信)」や「七大疾病保障付団体信用生命保険(団信)」「八大疾病保障付団体信用生命保険(団信)」など、保障範囲が広がっている商品も増えていますが、その場合は住宅ローンの金利が上乗せされたり、別途保険料を負担するなど条件が変わります。

 

この団体信用生命保険(団信)に加入している場合は、配偶者名義の住宅ローンが残っていても、死亡保険金で残債が清算されるので、相続する際に金銭的な問題は起こりません。ただし、住宅ローンを借りている金融機関には、すみやかに連絡をする必要があります。

 

団体信用生命保険(団信)に未加入の場合は?

住宅ローンを住宅金融支援機構に申し込む際には、団体信用生命保険(団信)の加入は任意となります。団体信用生命保険(団信)の保険料は安いとはいえないため、申し込まないという選択をするひともいます、また、健康上の問題で、団体信用生命保険(団信)の加入を断られるケースもあります

 

その場合は、住宅ローンの返済義務は連帯保証人が負うことになります。それが残された配偶者だった場合は、相続上問題ありませんが、第三者にお願いしていた場合、住宅ローンを連帯保証人に支払ってもらって、不動産だけを相続するということは考えられません。

 

住宅ローンの名義人を残された配偶者に変更できるかどうかは、収入や仕事をしているか否かによって異なります。相続人の状況によっては、一括返済を求められることもあるので注意が必要です。

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