再建築不可物件で空き家なら売却か賃貸のどちらかを選ぶのがオススメ

再建築不可物件はただでさえ不動産としての価値が低く評価されがちです。なので銀行や信用金庫は担保価値がないとみなして住宅ローンを組んでくれません。つまり購入したくても住宅ローンが組めないので買い手がなかなか見つからないことも。そのため売却が進まなかったり、リフォームしようにも費用を捻出できなかったり…で結局空き家のまま放置してしまっている方が多いのも事実です。

 

確かに地方だと再建築不可物件の空き家はあまり人気はありません。比較的安い値段で新築が手に入るからです。しかし都市部になると、再建築不可物件でも投資・居住用として十分な価値があります。

 

そう考えると、空き家のままで置いておくのは非常にもったいないと言わざるを得ません。そこでここでは再建築不可物件の空き家を利用活用する4つの方法を紹介します。これからどんな風にすれば良いのか分からない…という方はぜひ参考にしてみてください。

 

再建築不可物件の空き家の4つの利用法

再建築不可物件の空き家を有効活用する方法は具体的に以下の4つが挙げられます。

 

  • 建て替えができるようにする(土地を広げる)
  • リフォームして新築に近づける
  • 車の出入りができるなら駐車場もあり
  • 賃貸仕様にリフォームして収益物件にする

 

それではひとつずつみてみましょう。

 

建て替えができる状態を目指すには

再建築不可物件の人気がないのはずばり建て替えができないから。一度解体すると新築できないため、リフォームするか、更地にして活用方法を見出すか…しかないと思われがちです。

 

しかし隣地や関係者と協力することで土地を広げ、建築可能物件にすることもできます。例えば隣地の土地を買う、あるいは建築時のみ一時的に土地を借りる…といった方法が考えられます。

 

そのほかにも第43条但し書きの許可が取れるケースも。各自治体によって要件が異なるので、住まいの役所の建築指導課で確認してみましょう。

 

リフォームして建物を再生する

再建築不可物件のリフォームは認められているため、フルリフォームすれば新築同様レベルまで再生させることも可能です。

 

ただし建物の状態が悪いと新築以上にコストがかかってくることもあるので事前の見積もり、そして今後の計画を立てる必要があります。例えばリフォーム費用があまりにも高すぎるなら、思い切って売ったほうが良いケースも考えられます

 

更地にして活用できるならそれも検討する

例えば車の出入りができる道と面しているなら駐車場にしても良いですし、畑にしても良いですね。ただこれらの資産価値はあまり高くはないので売却する、というよりは自分で活用する方向で考えたほうが良いかもしれません。

 

例えばコインパーキングなら、収益が期待できる土地として運用できる可能性も残されています。

 

ちなみに更地にしてしまうと固定資産税が最大6倍になってしまいます。これは小規模住宅用地特例から除外されてしまうためです。このあたりもよく考えて、更地にするか否かを判断しましょう。

 

賃貸に出して収益物件にする

アパートやマンションはもちろんですが、一軒家も賃貸としての需要があります。特に都市部は顕著。状態が悪くないならそのまま出しても良いですが、できればリフォームやリノベーションを検討したほうが住民を得やすいと思います。

 

一度賃貸仲介会社に相談して、どれくらいの需要があるのか、家賃の相場はどれくらいになりそうかを確認しておいたほうが良いでしょう。

 

終わりに

再建築不可物件の空き家でも使い方を考えればまだまだ十分有効活用できることが分かったと思います。問題になるのは空き家のままで放置してしまうこと。2015年より施行された『特定空き家措置法』のこともあるので、できるだけ早めに対処していかなくてはなりません。

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