査定してもらうときは1社で終わらせず、複数に依頼することが大事

不動産を売却するときは必ず査定した上で売却額を決めるわけですが、ただ提示された査定額にOKを出してはいけません。特に再建築不可物件は需要が低いので、仲介会社も買取会社も査定額が低い傾向にあります。そこでここでは査定してもらうときに覚えておきたいポイントを紹介していきます。

 

絶対条件は複数社に査定してもらうこと

これは間違いなく実践してほしいポイントになります。普通に考えれば「どこの業者に査定してもらっても同じ金額になるんじゃないの?」と思いがち。ですが実際には各業者で随分と査定額に差が出てきます。

 

例えば買取業者ならすでにストックがたくさんある状態だと「今はあまり必要ないけれど、とりあえず安く仕入れられそうなら考えてみようかな」と安い査定額を提示する可能性は十分あります。

 

また本当はもっと高く売れるはずなのに、再建築不可物件の取扱実績がほとんどない業者だと「どうせ売れないんじゃないかな」と必要以上に安く見積もることも珍しくありません

 

1〜2社だと提示された査定額の妥当性がハッキリとしづらいですが、3〜5社ほどに絞り込めば相場が見えてきますし、その中で高く売れそうな業者を見極められるはずです。不動産一括査定サイトなどのサービスを活用すれば少ない手間で複数の査定が受けられてとても便利です。

 

他社の査定額を伝える交渉術も実践したい

再建築不可物件の場合は最初から低めの査定額を提示することが多いです。そのため、複数社に査定をしてもらったら「A社からは○○万円の査定額が出ているんですが」「他の不動産会社にも見積もりをお願いしていて、高く売れそうなところを選ぼうと思っています」と伝えておいた方が良いでしょう。

 

もちろん本当に査定額が低いのに、こういったことを言っても仕方がないのですが、頑張って査定価格を上げてくれるかもしれません。

 

高額査定が出たら根拠を尋ねる

複数社から査定額を提示してもらって、その中から1社だけ飛び抜けて高いことがあります。普通に考えればそこにお願いすれば一番儲かりそうなものですが注意が必要

 

例えば実際の売却額は○○万円だけれど、実はリフォーム前提でしかもリフォーム代は売主持ちで…となっていることも珍しくありません。どういう条件で販売したときを想定しての査定額なのか、は絶対に確認しておくべきです。

 

終わりに

査定額を基準に業者を選ぶのは再建築不可物件でも同じことなのですが、査定額はしょせん査定額とも言えます。特に机上査定…スペックだけで判断する、いわゆる簡易査定はあくまでも目安。実際には担当者に直接見てもらう訪問査定で提示された査定額から進めていくようにしたいものです。

 

査定以外にも販売方針など話し合わなくてはならない点はたくさんあります。なので対応が丁寧で、信頼できる業者を選ぶのも重要視したいポイントと言えますね。

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