再建築不可物件は長く保有し続けると固定資産税を始めとした余計なことに悩まされる原因になってしまう?

再建築不可物件だけに限った話ではありませんが、自分たちが住み続けるわけではないのなら不動産はできるだけ早めに売却したほうがメリットが大きいと言われています。

 

とはいえなかなか重い腰が上がらないもの。そこで今回は再建築不可物件の売却になかなか踏み切れない人のために「なぜ早く売ったほうがメリットが大きいのか」について紹介していきます。

 

再建築不可物件を早く売ることで生まれるメリット

固定資産税を支払わなくても良くなる

再建築不可物件にもやはり固定資産税が発生しています。毎年1月1日時点で不動産を所有している人に対して支払い義務が発生している訳なのですが、売却してしまえば名義を渡すことになるので固定資産税から解放されます。

 

なお中途半端な時期に売却した場合、固定資産税は売主と買主が所有している期間に応じて割合を決めて、折半するのが一般的です。

 

例えば1月末日に売ったとすると、売主は1か月間所有していたことになり、負担割合は1:11に。売主が約8%負担、残りの92%は買主が負担…といった具合に計算するのが通例です。

 

火災や倒壊、害虫問題などなど心配事から解放される

再建築不可物件が古い場合にありがちなトラブル。例えば空き家になっていて、たばこのポイ捨てで火災が発生し、隣家まで延焼…となってもやはり責任は所有者にきてしまいます

 

他にも台風や地震で倒壊してけが人が出てしまったり、シロアリが大量発生してそれが隣家にまで及んでしまったり…といったケースも考えられます。

 

ササッと売却してしまえばあとはどうなっても名義人ではなくなるので、これらの心配事に頭を悩まされることはなくなります。

 

不動産価値が下がる前に売却できる

再建築不可物件はもともと相場より安い値段で取引されていますが、建物の状態がそこまで悪くなければそこそこの値段で売れる可能性があります。また少しのリフォームで済ませられるかもしれません。

 

しかし長年放っておいたことが原因で建物の状態が悪くなってしまうと、リフォームが必須になってしまう可能性も。そうなると「もっと早く売っていれば…」と後悔しかねません。「使わないなぁ」「売ろうかなぁ」と思ったらすぐにでも行動に移すべきです。

 

終わりに

再建築不可物件は早めに売ったほうが良い理由は納得できたでしょうか。住まないなら売る。これを徹底すれば損をすることなく処分できると思います。思い出の詰まった住宅を売ってしまうのは気が引けるかもしれませんが、そのまま持ち続けていても仕方がないことだってたくさんあると思います。それなら売って現金化して、有効活用したほうがよっぽど建設的です。

 

不動産会社はどこか1社だけに絞るのではなく、できれば複数の業者に査定してもらって、その中からできるだけ高く売ってくれるところを選ぶのがベターだと思います。一括査定サイトを上手に活用してみましょう。

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