汲み取り式物件をそのまま売却することは可能?

地方の不動産の中には、「汲み取り式物件」と呼ばれる、トイレが水洗式になっていないものも少なからずあります。そうした汲み取り式物件をそのまま売却した場合、買い手はつくのでしょうか。今回は、その疑問にお答えしたいと思います。

 

汲み取り式物件をリフォームせずに売却することはできる?

所有している汲み取り式物件を、水洗式トイレにリフォームすることなく、そのまま売却できるのかと聞かれれば、「不可能ではない」と答えます。というのも、汲み取り式物件はもともと建物の建築年数が古いので、売却価格が安くなるものだからです。

 

そのため、購入後にリフォームすることを前提にしている買い主にとっては、魅力的な物件なのです。とはいえ、流通性が高いとはいえませんし、売買契約の際に値下げ交渉される可能性があることも、念頭におく必要があります。

 

汲み取り式物件はリフォームしてから売却すべきなのか

汲み取り式物件のまま不動産会社に売却の仲介を依頼しても、流通性が低いので、価格が安くなり、売るのにも時間がかかることが予想されます。

 

そう考えると、ある意味投資になりますが、汲み取り式物件を水洗式トイレにリフォームしてから売却するのも、一つの方法です。そこで今回は、汲み取り式物件はリフォームしてから売却すべきかどうかについて、考えてみましょう。

 

リフォーム後の方が売却はしやすい

率直にいうと、汲み取り式物件のままよりは、水洗式トイレにリフォームしてからの方が、売却しやすいのは事実です。特に汲み取り式トイレに免疫のない、子どもがいる若い世帯のご夫婦は、あえて汲み取り式物件を購入しようとは思わないものです。

 

また、汲み取り式トイレは衛生面や悪臭の問題だけでなく、汚物を改修してもらうためにかかる1回2000〜4000円というランニングコストがかかります。この点が、買い主にとってマイナス要件になるので、売れにくいのです。水洗式トイレにリフォームさえしてしまえば、そうしたマイナス要因を一つ減らすことができ、売れやすくなります。

 

リフォームできない土地もあるので事前に確認しよう!

とはいえ、汲み取り式物件のすべてでリフォーム工事ができるとは限りません。というのも、床下や壁の中にある、あるいは地下に埋設されている配管やケーブルが、汲み取り式トイレを水洗式トイレにリフォームするにあたり、物理的な障害になることがあるからです。

 

その際に、配管を動かせればよいのですが、家の構造の問題でそれができない汲み取り式物件もあります。その結果、汲み取り式トイレのリフォームができないと判断されてしまうのです。また、工事はできても費用がかかりすぎて断念するケースもあります。まずは所有する汲み取り式物件のリフォーム工事が可能なのかどうか、リフォーム業者に相談してみることをおすすめします。

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