お祓いで告知義務や売却価格は変わるのか

事故物件(心理的瑕疵物件)の中でも、自殺や殺人、孤独死など、その場で亡くなったひとがいる場合には、そのままの状態で不動産を売却するのは難しいのが現実です。

 

住宅の場合はなおさら、リフォームしたり、お祓いをしてもらうケースが増えています。では、事故物件(心理的瑕疵物件)はお祓いすることで、すべてがリセットされるのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

 

事故物件(心理的瑕疵物件)はお祓いすればリセットできる?

近年、事故物件(心理的瑕疵物件)をお祓いする不動産会社や個人の大家さんが増えているといいます。その場で亡くなった方の霊を払うというより、供養することを大切に考えるひとが増えていることが理由だそうです。

 

そしてお祓いの費用は、自然死で3万円、自殺で5万円、殺人で7万円が相場といわれています。お供物の用意もありますし、お祓いをするには、それなりに費用がかかります。そのため、お祓いをしたことを証明するために、書類の作成や写真撮影を行う不動産会社や個人大家さんも多いといいます。

 

では、事故物件(心理的瑕疵物件)はお祓いをすることでリセットできるのでしょうか。これは、買主の考え方次第でしょう。お祓いをしたのなら、価格も安いし購入しようと考える買主もいれば、心理的瑕疵物件なので購入をしないと決めるひともいます。そのため、お祓いできればリセットできるとは考えない方がよいでしょう。

 

事故物件(心理的瑕疵物件)の告知義務や売却価格はお祓いで変わる?

では、事故物件(心理的瑕疵物件)をお祓いすると、告知義務や売却価格にプラスの影響は及ぶのでしょうか。まず、告知義務については、お祓いをしても何ら変わることはありません。ただし、自然死や自殺ではない孤独死で、遺体の発見までに時間がかからなかった場合は、事故物件(心理的瑕疵物件)とみなされない可能性はあります。

 

ですが、自然死や事件性のある孤独死の場合は、告知義務を負います。そして、凄惨な事件が起こった現場の場合は、50年という時間が経過しても、心理的瑕疵物件のママということもありえます。

 

事故物件(心理的瑕疵物件)のお祓いをしたことで、売却価格は変わるのでしょうか。それは、買主によると思います。事故物件(心理的瑕疵物件)は、一般的には相場の50〜60%になるのが一般的です。ですが、割引額が10〜30%に収まる可能性はあります。きちんと告知をし、信頼できる不動産会社の協力を得て、事故物件(心理的瑕疵物件)の売却を進めましょう。

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